2014/01/31

小さなインテリアハウス CoCoya

小屋女子メンバー016号の屋上庭園 タナカリカさんから、
バトンをしかと受け取りましたのは、
005号 木工雑貨を作っていますKeri worksの今井 経子です。
私がお話しするのは、小さな小屋 『CoCoya』について。CoCoyaは犬小屋としても収納としても使える、インテリアハウスのキットです。私も犬を飼っているので、「手作りの犬小屋がほしい!」と思ったのがきっかけで作りました。
撮影、福田三記

~初めての小屋~
そもそも、この小屋のデザインの元となったのが、
小屋女子計画初のイベント、ホビーショー(2013年4月25日~)で建てた六角形の小屋です。
小屋を建てると決まったとき、戸惑いながらも私が思ったのは、「どうせ建てるなら、思いっきり非現実的でファンタジーな小屋にしちゃおう!」ということでした。そして、まず最初に作ったのが10分の1のミニチュアでした。その後、すんなりと小屋完成~♪ルンルン♪とはいかずかなりのドタバタはありましたが、ハレルヤ工房さんという心強い味方のお陰で、無事ホビーショーで小屋のお披露目をすることができました。

~個展そしてワンコ小屋~
 ホビーショーが終わって初夏に入った頃から、私は10年近くお世話になっている雑貨店Sunny Daysさんでの個展の準備に取り掛かりました。その間も、1ヶ月に1度の頻度で小屋女子の定例会はあり、その時にhanaちゃんとあゆみちゃんが「Keriさんの六角形の小屋のキッズバージョンが見たい!」と言ってくれた言葉がしばらく私の中に残っていました。そこで、考えたのが「Sunny Daysさんの個展で展示してもらえるように作ってみようかな。。。でもキッズ用ではスペース的に厳しいから、ワンコ用にしちゃおうっと!」ということでした。そして、ついに9月14日~の個展で『元祖CoCoya』がお披露目されることとなったのでした。

 ~キット化決定!!~
 忘れもしない、息子の部活の試合会場にかかってきたSunny Daysオーナーからの電話は、私が予期せぬ内容でした。「あの犬小屋を売って欲しいという方がいらっしゃるの。犬は飼っていないけどインテリアとして置きたいんだって。」半分アソビ半分で作った作品だったので、まさか!という気持ちでした。ただ、これがきっかけでCoCoyaのキット化の話が小屋女子の中でもどんどん進んでいくことになり、路さんの「犬小屋、私はいけると思ってたよ!」というお墨付きもいただき、遂にあのチャレンジャーな新建新聞社さんが「Keriさんの犬小屋、キット化決定!!」を発表されたのでした。わわわ!これは大変なことになったぞーーー!期待と不安で胸がいっぱいになりました。

 ~チャーミングなネーミング~
 キット化が決まり、更にそれを2月の銀座ハンズのイベントで販売することになり、小屋女子ではしばしばワンコ小屋をどのように売り込むか、という話が出るようになりました。そこで、銀座ハンズイベント副リーダー(営業部長?)のあゆみちゃんから言われたのが、ワンコ小屋に名前をつけた方が良いということでした。名前?名前!いいね~!そう言えば、団子三兄弟でお馴染みの佐藤雅彦さんの本に書いてありました。物はネーミングされた途端、個性を持ち、市民権を持ち、愛着を持たれると。早速、名前を考える私。覚えやすくて、響きがかわいくて、小さな小屋という意味でCoCoya(ココヤ)と名付けました。

 ~撮影会と持ち寄りパーティー~
 そして、次に私が考えたのが、CoCoyaをプロモーションするために、撮影会を開くということ。そこで、古くからお付き合いのある埼玉のカフェ、ベーグルチョコさんにスタジオ貸しをお願いしたところ、オーナーさんはが快く引き受けてくださり、持ち寄りパーティーをしませんか?という素敵なご提案までいただいたのです!そして、11月中旬に小屋女子メンバー7人と、新建新聞社さん2名でベーグルさんを訪れました。当日は、気持ちの良い晴天のもと、お庭で各々の作品を撮影したり、なぜか踊ったり(笑)、美味しいものを食べたり。そしてベーグルさんの素晴らしいインテリアで三記さんがおろしたてのカメラでCoCoyaを撮影してくださったのが本当に嬉しかったです。

~いざ工房へ~
 いよいよキット化が始動。私は、hanaちゃんと一緒に、本体のキット制作をして下さる長野の工房を訪ねることになりました。(hanaちゃん小屋はただ今キット化に向けて検討中なのです)12月上旬と言われていたので、12月中スケジュールを開けていたのですが、待てど暮らせど、お呼びはかかりません。だんだん焦ってくる私、、、。
結局、長野行きは暮れも押し迫る12月27日になったのでした。そして、ここで、私達を待っていたのは工房を貸してくださる宮沢工務店の会長と社長、そして制作をして下さる棟梁の横田さんの温かい歓迎でした。工房は少し山を登ったところにあり雪が積もって、時間が経つにつれて体の芯から冷え込む、とても厳しい環境でした(木材を扱うため暖房は使いません)。この工房に日々通いキットの試作をしてくださったと思うと本当に胸が熱くなりました。 厳しい環境でも、笑顔が素敵な横田さん。横田さんのお話からは木を愛する気持ちが伝わりました。大切に扱わねばと心から思いました。一通り訂正箇所などをお話して、15時50分には茅野を出発しました。本当にとんぼ返りの旅でしたがたくさんの収穫がありました。
(撮影:hana)

~問題発覚!そして多くの方の手~
 長野から帰り、最初の試作品が届いたのは1月13日。レタスの箱の中でたくさんのカンナ屑に守られてそのキットは入っていました。
それをシュミレーションしながら組み立てて、横田さんに連絡をして細かい訂正をお願いしました。キットは、ほぼ完璧だったのですが、私にはどうしても気になったことがありました。それは、蝶番だけで繋ぐとガタつきがでて、板と板の隙間に指を挟みかねないということでした。私なりに色々と考えて試してみたのですが、どうしてもそれが解決できないまま、私の所には、CoCoya絡みの資料の依頼やら、展示スペースのスタイリング、屋根材の買い出しや準備などが怒涛のように押し寄せてきました。平日の昼過ぎまで仕事を持っている私には、物理的にかなり厳しい量の作業と問題が山積みになってしまいました。
そんな私をサポートしてくれたのは、やはり小屋女子メンバーでした!布の買出しに行ってくれたり、100枚以上のプラダン、布、などをカットしてくれたり展示スペースのスタイリングアイデアをくれたり、愚痴を聞いてくれたり(?)、本当に心強い仲間達でした。
       
その頃、横田さんからは、第二弾の荷物が届きました。丁寧に作られた収納BOXのキットは正面から底板が見えない作りに変えてありました。そして、すのこはワンちゃんのことを考え低くされていて、小屋にピッタリ!そして、屋根と本体を繋ぐジョイントに悩んでいたわたしに、マジックテープという素晴らしいアイデアも下さいました!どんなことでもそうですが、前例のないことをするというのは試行錯誤の連続で、やらなければならないこと、決めなければならないことが、次々と発覚します。新建新聞社のJさんとFさんとはほぼ毎日の様に電話で相談、打ち合わせを繰り返しました。そんな風にたくさんの方の手によって、CoCoyaは、少しずつ少しずつ育っていきました。
CoCoyaの産みの親は私だけど、育ての親は、本当にたくさんの方々なのです!そして、ずっと気になっていた板のガタつきの問題も思わぬところから無事解決策が見つかり、CoCoyaは、デビューに向けて更にステップアップをしていきました。
実は2月1日現在、まだキットは、仕上がっていません。でも、長く暗いトンネルからようやく光は見えてきました!後は、駆け抜けるだけです。2月7日、たくさんの方の愛がギュッと詰まったCoCoyaが、遂にデビューします!!皆さん、ぜひCoCoyaに会いに来てください!
 We Love CoCoya!     
撮影協力:bagel choco 
 撮影、福田三記


小さなインテリアハウスCoCoyaをつくろう!ワークショップ
こちらのお申し込みは、2月1日、東急ハンズサイトからhttp://ginza.tokyu-hands.co.jp/item/7f/post-111.html

今回作るのは。室内犬のおうちとしても、収納としても使用できる『小さなインテリアハウスCoCoya mini』。カット済みの木材にお好みの色のペンキを塗ったり、組み立てたり企画・デザインのKeri works
http://www.ne.jp/asahi/keri/works/cocoyapage.htm
の指導のもと小屋女子メンバーと一緒に楽しみながらつくっていきます。
・WS参加の方には、アイアン風文字プレートをプレゼント!
・収納BOXは、オプション(税抜2,200円)になります。

屋根の布の色は2種類ご用意しております。
・モスグリーン
・ネイビー×白チェックとグレーのツートン
ワークショップ当日に、お選びいただけます。

予約受付後、確認メールを送りますので、①アイアン風文字プレートの文字と色、②収納BOXを希望されるか否かをお知らせください。(2/25〆切)
サイズ 高さ630mm 内径430mm

■開催期間 :3月1日(土)・2日(日)
■ 定員 :3名/1日(土) 2名/2日(日)
■ 一人の場合、4年生以上から参加可能です。
■ 作業中は汚れる事もあります。(小屋女子メンバーちょくちょくなのであまりきにしないこともおおいですが)念のため銀座だけど汚れても大丈夫な服装。もしくはエプロンなどをお持ちいただけるといいと思います。

■参加費(税抜) :¥10,000 (キット代、塗料代、講習費含む)
■所要時間 :2時間半
■開催場所 :7階エレベーター前
■受付場所 :7階エレベーター前

2014/01/26

「 小屋女子計画 とは 」




小屋女子計画 とは?

と、いうことで はじまりましたーーー小屋女子 DIY ハンドメイド ブログ ! 



TOPを つとめますのは 

小屋女子メンバー 016号 の 屋上庭園 タナカリカ で ございます。


最後まで お付き合いよろしくおねがいしまーす。




っで 小屋女子計画 ですよ。



小屋女子計画とは なんぞや? ですよね。

んーー なんでしょうねぇ。



あら もう しょっぱなから ギブアップしてみたりして。

いやいや それでは 話しが 進みませんね。

ちょーっと 視点をかえて 考えてみようと思います。





まず やっぱ あれですよ 小屋女子計画 のなかで

最初に 出てきたのは 『 女子 』 ですよ。



ハンドメイド 女子 DIY 女子 ・・・















手作りやDIYが好きで ハンドメイドのイベントに参加している女子が 

集まったというか 集められたというか

(女子的なひとが 集まったというか 集められたというか。)

そう あれは ちょうど 夏から秋のことでした。




もうそろそろ ワタシたち作り手も 動かなきゃいかんですよ。と

2年ぶりのハンドメイドのイベント(ほっこり手芸部)を計画中の時でした。


その ほっこり手芸部の副部長のSさんに とある新聞社さんから 

1通のメールが 到着したのです。



が それは あやしいメールとして あっさり処分。


にもかかわらず再度のしつこい 

いえ 粘り強い 新聞社J氏からの2度目のメールをきっかけに
 

日本ホビーショーにでたり 東急ハンズさんに 小屋を作ったり


南相馬の小学生のみなさんと ワークショップを楽しんだり の

大きな 活動になりました。




まっ その辺のことは どこかで 誰かが 後日

おいおい あきらかにすることでしょうから ここでは 割愛。

っで その年のクリスマスに 最後のメンバーが 

小屋女子メンバーに 合流して 

最強な9人の女子(女子的な?)が ここに 集結したのです。



この最強なハンドメイド DIY女子軍団 9人 いろいろなアイディアで 

いろいろなモノを作ること できるのですよ。




そして 次のキーワードは 『 小屋 』

なぜに 女子の次に小屋? に なったかというと。



前出の 最強なハンドメイドとDIYが得意な9人のメンバー 

モノづくりの達人ばかり。


今まで 数多くのオリジナルの手づくりハンドメイド作品を 

世に 生みだしてきました。




このメンバーに 新聞社のJ氏が 

なにか DIY的なハンドメイドの要素を絡めた楽しい企画はありませんか?


と 問いかけてきたのです。



(それも 来春1月に って あと2カ月ぐらいしかないのに 無茶ぶり)


でも ふと 思ってみたのです ワタシ。



このメンバー で まだ なことで

このメンバー なら チャレンジできそうなこと・・・

っで そう DIYで作る 小屋ですよ。 


もう 小屋しかないでしょ。



MY小屋 作って 自分の作ったモノをおいて

みんなで いっしょに 楽しみたい~~!

これ まだ やったことないんじゃないかしら~?


って うっかり 思っちゃったんです。

(この うっかりが みんなにとって 曲者でしたね)






















その日から ワタシの 「小屋 こや coya コヤ」 の 

呪文な日々のはじまりです。



まずは Kさん ワタシに用件があって電話をかけてしまって あら 大変。



それはさておき と 電話口で わけもわからず コヤの呪文を 

かけられてしまうはめに。



次は Eさんが DIYわいわいミーティング2回目に向かう途中 

ワタシの 「小屋 こや コヤジョ コヤオ コヤトモ」

と進化していく呪文を たっぷり かけられました。 




そして その日 そのあと ついに!! ついに!!

最後の キーワード 『 計画 』 に!





と ここで ちょっと 休憩。

小屋女子計画の伝説を ひとつ。


DIYわいわいミーティング2回目 ということは

1回目も あったであろうことは お察しがつきますよね。



この1回目 新聞社さんの千駄ヶ谷の東京本社(現在は麹町に移転)で


開催されたのですけど 想像以上に 相当な盛り上がりだったのです。



ってことで 2回目は 新宿西口の カラオケBOXで 

隔離され いえ 開催と あいなりました。



もちろん そこでも 相当な盛り上がりでしたねぇ。


だれも 何も 歌わずにして。



今は 多大な ご理解と もしくは タメイキ・アキラメのもと?


毎月の 小屋女子会議は 移転先の麹町にて 粛々と? 無事 開催されております。


(ちなみに DIYわいわいミーティングの名称は 

2回で終了となりました。なぜでしょ。)



さあ いよいよ 最後の キーワード 『 計画 』 です。



DIYわいわいミーティング2回目のときに

A4一枚の企画書を ひとつ提出させてもらいました。



それが 「 小屋女子計画 」(案)でした。



まだ (案)だったんですよ。



それも 小屋女子 の 計画で~~す ぐらいの 軽い感じの。


DIY女子も あるから 小屋女子も あっても いいかなぁ って お気軽な・・・



いまさら こんなこと いえない・・・ 今 いっちゃったけど。




でも ここからの ことが 奇跡的!



いつも ひとりひとり 作ることが 好きで  

あちらこちらの ハンドメイドイベントで がんばっているメンバーが


得意分野の もっこうDIY・green・布・編み物・ポーセラーツ・革・紙・雑貨 
いろいろを

持ち寄って みんなで 楽しむことを はじめよう 伝えよう って どんどん


『 計画 』を ふくらませてくれたのです。




その 思いを 受け止めてくれた 新建新聞社のJ氏を リーダーに


小屋女子計画 は 紙面上の 計画から 具体的なものに 本格始動!




今まで DIYの Dの字も 知らず 得意でなかったメンバー


(生涯 くぎ打ち記録 3本の ワタシのことです)だって


みんなと いっしょだと 1本のくぎ 打つのも ペンキを塗るのも 楽しい


ちょっとや そっとの 失敗だって 自分で 体験するって おもしろい!


























『 小屋 』『 女子 』が 何か 楽しむ『 計画 』



できれば 今度は あなたと いろんな手づくりなコト ハンドメイド を 楽しみたい。


そのために わたしたち 小屋女子メンバーは 

今日も あしたも あさっても 小屋女子全力妄想中!



そう それこそが 「 小屋女子計画 」 なのかな~~~って 思います。



最後に 小屋女子計画の カンナちゃんのメッセージを 

HPより 転載して 締めとさせてもらいます。





     小屋女子計画のこと

   はじまりは 青空が いーーっぱい広がった ある秋の日のこと。

   手作り大好きな お友達と おやつを食べながら
   何か 楽しいこと ないかなぁ~?って

   そうそう 作ったモノを 飾ったり
   みてもらったりできる coyaが あるといいねっ

   それも 自分で作って おうちの中に置いたり
   ベランダに置いて greenを楽しんだり

   おそとに もってって
   coyatomoと 集まったり つなげてみたりして

   ん~ 村 みたいに なっちゃったりしてね。

   そんな風に おしゃべりしていたことが
   冬が過ぎ 春になって
   小屋女子計画って 名前になりました。

   これから はじまる この計画 とーっても ワクワク!
   たくさんの お友達と いっしょに楽しめたら うれしいなぁ。

             coyajo(小屋女子)メンバー カンナちゃん より



ながなが お付き合いいただき まことに ありがとうございます。

 
次回の 小屋女子メンバーがつづる 小屋女子ブログ お楽しみに!

(さて だれかな?なにかな?)



小屋女子メンバー 016号  屋上庭園 タナカリカ

小屋女子計画HP   http://diycafe.jp/coyajoshi/
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